応募から書類選考、採用までの流れ

介護職員として働きたい場合、まず自分に合う求人を探す必要があります。求人の探し方の手段として、すでに介護現場で働いている友人や知人、親族などに相談する方法があります。関係者であれば、実際の職場環境や福利厚生などについても詳しく聞き出すことができます。

知り合いや親族で介護現場で働いている人がいない場合は、求人サイト、または新聞の求人広告、求人誌などから探すことになるでしょう。転職エージェントならコンサルタントが付くため、効率的に就職先や転職先を探すことができます。

転職で希望する企業に応募するとなると、履歴書と職務経歴書を提出することになります。ここでは、自分の能力やスキル、経験した業務などについてより具体的に書くこが大事です。中でも志望動機は一番重視されやすいため、慎重に考えて書くようにしましょう。また、福祉ボランティアなどの経験があれば、記しておくと好印象になります。

書類選考に通ると次は面接です。面接の際には、清潔感があり、きちんとした服を着用しましょう。スーツでなくても良い場合でも、ラフ過ぎるスタイルは避けましょう。また、面接の前には想定される質問に簡潔に応えられるように準備しておきましょう。

事業所によっては、筆記試験があるところもあります。筆記試験は、介護に関係した基礎的な問題が出されたり、小論文形式であったりします。介護保険制度や介護分野の時事問題などについても事前に勉強しておきましょう。

面接と筆記試験の後、合格すれば、内定の連絡が来ます。入職する意思がある場合は、1週間以内に返答するようにしましょう。その後、内定通知書や雇用契約書が届くため、雇用契約書に必要事項を記載して返送します。雇用契約を結んだ後、無事入職という形になるでしょう。

上記が、応募から採用までの流れになります。効率的に入職したい方は、この流れを把握した上で、的確な動き方を考えることが重要です。